中学入試では、算数が大切とよく言われますが、
それは、算数をやることによって考える脳を育てるからです。
中学入試といえば、時事問題が必ず出て、
新聞をよく読んでいる子供が良いという話をよく聞きます。
私も中学で受験しましたが、親は朝日新聞をとっていて、
「天声人語」と、「社説」だけは、必ず読むようにしていました。
今思えば単に読むだけだったので、中学入試には、あまり効果がなかったかもしれません。
当時は、インターネットもなく、社会問題の情報を得る手段は、新聞かテレビしかありませんでしたし、
自分から、興味を持って調べていたわけではないので、
心に残らなかったのでしょう。
ただ、日頃のニュースをみて、父が私の考えを聞いてくれたり、
父の考えを話してくれていたことは、私の考える力を育ててくれたのではないかと思います。
父は、時事問題については、よく話を聞かせてくれていましたが、
勉強について教えてくれたわけではなく、
私が算数好きになったのは、中学受験のために算数の問題を一生懸命考えていたからだと思います。
算数の問題を解いていたらある時「わかった!」って光が見えた時があって、
ゲームをクリアするようなその感覚がたまらなく好きになったのです。
中学入試のために必要なのは、実は算数でも、時事問題でもないのですね。
中学入試に必要なのは、考える力なのです。
国語でも理科でも社会でも、
日常生活の何気ない問題でも、常に考えることが大事なのです。